皆さんの脳の中にも「メモリ」機能がありますが、なるべく負担をかけないように過去の知識や情報、実際に行った経験のデータから効率的に情報処理をして選択しています。しかし、その選択が絶対正しいとは限りませんね。事実よりも自分の先入観や固定概念といった認知の偏りが優先して選択しているのが「無意識の思い込み」と言われています。相手にとって良い機会だと考え皆さんの前で褒めたところ、相手から何故こんな場所で褒めるんですか?と言われたり、良かれと思って行動したことが、あ~やらなければ良かった。と裏目に出てしまったりすることはありませんか?では、誰にでも思い込みがあるなかでどのように対策すると良いか?スパイスを少しお伝えします。①普通、一般的に、みんな・・・などの枠にはめない自分の思い込みで決めつけた伝え方をしないようにしましょう。・普通この説明で分かると思うんだけど・一般的にこちらを選ぶと思う・みんな、こちらが良いといっている声に出さなくても、心に思うと態度に表れやすいものです。気をつけましょう。◎対策自分の譲れない価値観や思い込みのクセを客観的に書き出して整理することも回避策ですね。自分が何にこだわっているかが傾向として見えてきます。そして、譲れない思いは「今」必要なのか?と一時停止ボタンを自分に持つようにしましょう。例)挨拶はするべき、小さいころから教わってきた→挨拶できない人はダメな人挨拶の漢字の意味は「挨」には心開く「拶」は心に迫る、近づくという意味がある。自分から心開き、近づく挨拶は続けてみよう。他者を気にするのは一旦やめてみる。譲れない思いが発生したときに書く場所を作ってみましょう。②客観性をもつ相手の非言語(ノンバーバル)を客観的に捉えましょう。非言語には身だしなみの他に態度、視線、表情、声のトーン、声の大きさ、抑揚などがあります。相手の表情が曇って来た、最初と態度が変わった、声が低くて小さくなった、楽しそうな表現ではない。をキャッチアップしましょう。◎対策自分の主観のみで相手に伝えていないか?相手はどのように受け止めているか?客観性を持って観察してみましょう。目配り・気配り・心配りのスタート目配りが重要です。例)相手が全く聴いていないのに一方的に話してしまう方は他者からフィードバックをもらうようにしましょう。フィードバックのメッセージは先ずは受容してから自分の考えを伝えるようにしましょう。自分で客観性が持てない場合には他者からのメッセージを素直に一旦受け取ることも自分に気づくチャンスと捉えましょう。文:田寺尚子(株式会社ヒューマン・ブレンディ 代表取締役)大学病院にて、自立した個人が一定の調和を保ちながらチームとして成立する組織、現場に学ぶ。その後、ラジオ番組【ビジネスパーソン、経営者向けコンテンツを担当)のパーソナリティーを15年務める中で、個人が高いモチベーション、パフォーマンスを維持、向上させ続ける理論を実践する。組織と人と仕事の関係性によって生産性に大きな差異を生じさせることに関心を抱き、本格的に研究を行う。これまでの経験と理論をもとに組織と人、人と仕事を活性化させ、生産性を高めるコンサルティング、研修プログラムを確立する。いち早く自律した社会人となる新入社員研修(キャリアコンサルティング)自分の潜在能力気づき顕在化させるための自己分析研修、逆境に負けないメンタルヘルスマネジマント研修、組織を活性化させる管理職向けマネジメント研修、人の感情とパフォーマンスを見る覆面調査などを専門とする。<資格>国家資格キャリアコンサルタント産業カウンセラー経営士PHP認定コーチ交流分析士DISC認定コーチEQアセッサーブレインプロファイラー修士論文 2023年卒業 「管理職のEQ(感情知能指数)開発と部下のパフォーマンスへの影響」