忙しい日々の中で、ふと気づくと心に余裕がなくなってしまうことはありませんか?特に販売員の皆さんは、お客さま対応に追われて業務が山積みになると、ミスを起こしたりして、落ち込んでしまうことがあるかもしれません。けれど、日常生活の中で、ほんの少し心がけや習慣を変えるだけで、幸運を引き寄せることができるんですよ。私が『不幸だなんて、気のせいだよ。』という著書でもお伝えしている、仕事においてもプライベートにおいても簡単に実践できる「幸運を引き寄せる習慣」をご紹介します。きっと心が軽くなり、日々がもっと楽しくなり、さらに仕事がもっと面白くなっていくことでしょう。1.「ない」でなく「ある」を見つける幸運を引き寄せるための第一歩は、「ある」を見つけることです。人はつい、「うまくいか『ない』」、「評価をもらえ『ない』」、「つまら『ない』」と、「ない」に目を向けてしまいがちです。けれど、「ない」と思うと、人は元気ややる気を失ってしまうのです。その代わりに「ある」を見つけてみるようにしてみましょう。「お叱りを受けたけれど、笑顔を見せてくれたお客さまの存在も『ある』」。「美味しいランチが『ある』」。「よく動いてくれる足が『ある』」・・・。「ある」「得る」と気づくと、人は嬉しく幸せな気持ちになります。「ない」と思ってシュンとしたら、ぜひ「いやいや、私にはあれもこれも『ある』」!と「ある」を見つけるクセをつけてみてください。2. 感謝の気持ちをもつ「ある」というのは、自分は「受け取っている」ときに感じるもの。そうすると、自然と「ありがたい」という気持ちになることでしょう。忙しいときこそ、少し立ち止まって「お褒めの言葉もいただいた」「今日も一日健康で過ごせた」「弱音を聞いてくれる友達もいる」といった、「ある」に、「ありがたいなぁ」と感謝してみましょう。マイナスばかりを気にして委縮しているよりも、「ある」を見つけて感謝してニコニコしているほうが、心が穏やかになり、小さな良い出来事にも気づきやすくなります。そして、感謝の心は自然と周りにも伝わり、良い循環が生まれます。お店での接客でも、感謝の気持ちを大切にすることで、お客さまとの信頼関係も深まっていくことでしょう。3.喜ばせることをする人から優しい言葉をかけてもらったり、助けてもらったりしたら、嬉しくなったり感謝したり、その人を好きになったりしませんか?それと同じことを自分もしたら、喜ばれ、感謝され、好感を持たれる人になることができます。大きなことでなくてもいいんですよ。お客さまと話すときに、いつもよりも心を込めてうなずいたり、大きな笑顔を見せたりすること。「こうしたほうがいいかな」と思ったらすぐにやること。「それ、素敵ですね」と、何か一つでも褒める点を見つけること。お客さまに喜ばれることを見つけるのは、仕事のやりがいにもなっていきます。さらに、喜ばれると自分も嬉しいことに気がつくでしょう。すると喜ばせることが楽しくなってきます。そうしているうちに、客さまにもっと好かれて、良い結果を生むことにも繋がっていくのです。4. 自分を大切にするただ、お客さまを大切にしていると、自分のことを後回しにしてしまうこともありがちです。けれど自分が満たされていないと、だんだん不満がたまって気力もなくなってしまうもの。自分が健やかな心と体をもっているからこそ、何かをする元気が生まれます。ですから、自分を大切にすることを心がけましょう。睡眠時間を少しでも多く確保する。「自分だからこれ『で』いいや」ではなく「これ『が』いい」というものを選ぶ。「自分なんてダメだ」と思っても、「いや、これはできている」と、自分で自分をちゃんと認める。寝る前に10分だけでも好きな音楽を聴く・・・。自分を大切にすると、だんだん自己肯定感が上がり、心の余裕もできます。すると自分も満たされながら、快く人が喜ぶことができるので、仕事でもプライベートでも周りと良好な関係を作れるようになっていくし、思いがけない嬉しいオファーが来るようにもなるんですよ。終わりに幸運というのは、「たまにやってくるもの」ではなく、日々の小さな行動や心の持ちようによって、どんどんやってくるもの。「忙しくて余裕がない」と感じるときこそ、これらの習慣を少しずつ取り入れてみてください。「ない」ではなく「ある」を見つけて、いい気分になること。感謝して満たされること。人を喜ばせることで、人も自分も幸せにすること。自分を大切にすることで、自己肯定感を高めること。そうしていくと、自分の身の回りには小さな幸せがたくさんあるし、仕事のやりがいが生まれるし、気がつけば周りから好感を持たれて、仕事もスムーズになっていくのに気づくことでしょう。幸運は「待つ」ものでなく、自分でどんどん引き寄せられるもの。小さな習慣を継続することで、幸せあふれる日々にしていきましょう。文:恒吉彩矢子ハッピーライフ・コンサルタント、「幸せな生活術+研究所」所長。OL時代にパワハラで心身を痛めたことをきっかけに、心理学やカウンセリング、整体等を学び、2001年から開業してのべ5000人以上に施術やセッションを行っている。さらに「幸せに生きること」について探求し、2004年から本を出版し、既刊は24冊。「誰もがもっと幸せに自分を生きる」社会を目指し、幸せになれない原因を解きほぐし、日常を心地よい方向に変えていく方法を、ブログ、メルマガ、SNS、講演会などで伝えている。最新刊は『不幸だなんて、気のせいだよ。』(かざひの文庫)。公式HP https://tsukiten.net/幸せな生活術+研究所 https://yoor.jp/door/shiawase