セミナーレポート_2みなさん、こんにちは! CheerUP!編集部です。CheerUP!を運営するJASPAでは販売の現場で役立つ研修を定期的に実施しています。今回は、販売員以外の方にもお買いもので活用いただける「お客様を輝かせるスタイリング」研修をレポートします。似合わないを解決する体型カバーの法則お買い物をするとき、どんなことを考えてお店に行きますか?「そろそろ涼しくなってきたから、ジャケットが欲しいな」「秋色のブラウスを探しに行こう」「新しいニットが欲しい!」。ほとんどは、こんな風に欲しいものを具体的に探しに行くか、「秋物がほしいな~」という漠然としたお買い物願望で、お店を訪れるのではないでしょうか。そんなお買い物でよくあるのは、アイテムを見たときは素敵だと思っても、試着してみるとなんだか思ったのと違う・・・という悩み。あの雑誌に載っていたイメージにならない。もちろんモデルさんと同じになるとは思っていないけど、私が着ると全然違う。なぜ?!そう、みなさんお気づきですね。お洋服を選ぶときに女子(もちろん男子も!)の大きな敵になるのは、「体型」です。最近は雑誌でも取り上げられる機会が多いので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、体型はお洋服の似合う、似合わないを大きく左右します。それを知った上で、販売員さんはコーディネートをおすすめしなければなりません。例えば、同じ肩幅広めのお客様でも、ウエストが細く腰回りも比較的ボリュームのあるタイプの方か、全体的にカーブが少なく縦のラインが協調されたタイプの方かでは、おすすめするお洋服の形や素材が違ってきます。お客様の体型をいかに素敵に見せるコーディネートを提案できるかは、販売員の腕の見せ所です。そのためにこの研修では、ボディバランスという代表的な体型について、16種類も学びます。16種類、結構ありますよね…。でもそれだけいろんな体型のカバーができるということなんです。写真を見てもわかる通り、参加者のみなさんはメジャーを片手に自分のボディバランスを図り、理想の足の長さに足りないショックを乗り越え(日本人のほとんどが足りないらしいです。どうぞ、ご安心を!)、自分の体型を実験台に様々なご提案のプランを練習します。 お店でどれだけおしゃべりしてますか?この研修では、体型カバーの方法だけではなく、「お客様のなりたいイメージに合った提案ができる」ということも、大事なゴールとしています。それには、提案のテクニックだけではなく、お客様にいろいろお話しいただかないとわからないことです。ジャケットをお探しの場合、どんな目的で着られるジャケットなのか、かっちりした印象をイメージしていらっしゃるのか、それとも少しカジュアルに着たいのか…。先生は、よりたくさんの情報をお話しいただくためには、お客様と「おしゃべり」することが大切だとおっしゃいます。しかも楽しく!人は楽しいとついついいろんなことを話してしまうもの。その中から、ご提案に必要な情報をキャッチアップして、ご提案するスキルは、常に意識をし、それぞれのお客様に集中して、日々磨きをかけていくことが大切なんですね。 新しい「私」の発見をお手伝いできるように。お店でのショッピングの楽しさは、新しいお洋服やバッグなど欲しいものが見つかることですよね。でも、お店で接客を受けるうちに、思っていたもの違うものを買ってしまったという経験が一度くらいあるのではないでしょうか。「自分では選ばないけれど、おすすめされて試着してみたら以外に似合う!」なんて体験は、嬉しいものですよね。販売員さんたちは、そんなお客様の喜びをお手伝いできるように、そしてお店でお買い物を楽しんでいただけるように、日々新しい知識をアップデートしてお店でお客様をお待ちしています。お店に行った時には、こんなことも思い出して、お買い物してみてくださいね!